WindRosesEngei / ウィンドローズ園芸株式会社

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2022.09.08

スピノッシシマダブルピンクの実生2

もう一つの実生の話をしたいと思います。

この品種は発芽してからの成長が緩慢で、始めはただ生育の弱い品種なのだと思っていました。しかし月日を重ねて開花してみると。このバラが矮性の性質を持つことにきがつきました。花も葉も小さく節間も他のスピノッシシマよりも短いです。今年から良くシュートも上がり出しています。しかし、シュートとなると幾分節間も広くなるようです。この矮性という性質が安定したものなのかはもう少し観察してみたいと思います。

今年はこのバラとロサ・ウィルモッティアエの交配を試しています。私は鉢で小さく楽しめる原種系のバラをもっと増やしてみたいと思っています。